【篠宮　冴】
「わ、私が１位なのか？！
　 その……あ、ありがとう……。
　 ……え？　ま、まだ何か言えって？

　あー……アイツが人気なのは解るが、
　 私なんかが１位でいいのか？
　 いや、取り消すな！　取り消さなくていいからっ！
　 ま、まあ……これからも頑張る、よ。
　
　 それじゃあ最後に。
　 ……深羽、やったよ」

【水無瀬　結花】
「７位！　７位ですよ、晶くん！
　 えへへー、嬉しいですねー！
　 日々懸命に働いている結果ですよね、えっへん！

　……あうぅ……自分で言って悲しくなりました……。
　
　 これから更に頑張って、
　 次回はトップ３を目指しますねっ！」

【陽向　幸介】
「負けた……人気でもアイツに負けた……。
　 でも４位かー、これって凄いよな！？
　 やっぱり、日頃の行いってのは大事なんだよな、うん。

　　次は１位だ！　なんとしても１位になるぞー！」

＜今回の順位は如何でしたか？＞

「５位ですか？　嬉しいですよ。
　 でも、折角なら何位でも良いから
　 先生と一緒の順位が良かったですね」

＜人気の秘訣は？＞

「さあ……一途な恋心じゃないでしょうか」

＜病んでますね＞

「自殺志願者の方ですか？」

＜ホントすみませんでした＞

「ふふ……冗談ですよ、冗談……」